アメトーーク継続についてうめこが思うこと。この番組は少数派の意見を伝えてくれる貴重な場でもあると思う。

こんばんは、うめこです。

あんまりこのブログでは最近のニュースなどを取り上げることはしないのですが、ちょっと「アメトーーク」継続が嬉しかったのでちょっとだけ。

超有名なバラエティ番組ですので説明は簡潔にいたしますが、毎回決められたテーマをそれに関わりのある芸人が集まって語る番組でございます。「ハンター×ハンター」や「キングダム」などの人気漫画を語る回もあれば、「甲子園が大好き」な芸人の回、「ど田舎出身」の芸人たちが身の上を語る回、などテーマの設定は様々です。

うめこがこの番組がとっても重要だと考えているのは「マイノリティ」の意見や現状を説明・代弁してくれる回があることなんです。

マイノリティ=社会的少数派と言ってしまうとお固く感じてしまいますが、「世間一般で当たり前とされる主流、大多数」からちょっと外れてしまうことって、実は日常でもよくありませんか?

例えば、うめこが衝撃を受けたのは「お酒飲めない芸人」の回でした。

いつか「日本人社会におけるアルコール依存症」についての記事を書きたかったので、これを告白するかは悩んだのですが・・・うめこアルコール入りのケーキですら気分が悪くなる下戸です。今では「それが何か?」と平然としていられますが、大学や社会に出てそこに行きつくまでには色々ありました。

「人生の半分を損してる」

「訓練が足りない」

「これなら、ほとんどジュースと同じだから飲めるよー」

一番きつかったのは会社で上の立場の人に

「私はお酒を飲まない人を信用しないと決めている」

と言われたときのことでしたね。この時は・・・一口ワインを飲んでしまい、歩けなくなってタクシーで家まで帰る嵌めになりました。社会人として、自分で自分の身を守らなくてはならない大人として、決してしてはいけなかったことだと今でも後悔している出来事です。

そんなお酒を飲むのが大人として当たり前の社会の中で生きている中で「お酒飲めない芸人」の回は本当に救いでした。

なんとサンドイッチマンのお二人も下戸なんですよね!それを、サラリと告白して「いくら甘くてもカルーアミルクもだめ」とか「コーラは全ての料理に合うんです!」と巧なトークで、私たち下戸の気持ちを代弁してくれる。その堂々とした姿に当事者たちは「私もああいう風に自己防御しよう。下戸は悪いことでも恥ずべきことでもない」と勇気づけられ、その思いを知らなかった人たちにも「そうだったのか」と理解しようとしてもらえる第一歩にもなったのではないかと思います。

そんなマイノリティの代弁をしてくれる回があることが、うめこにとっても「アメトーーク」の偉大さなんですよね。

「高校中退芸人」では高校という大きな世界の枠組みを失っても、色んな生き方があることを当事者がその姿を見せて熱弁してくれるし、「実家ビンボー芸人」では色んな家庭環境があるが、どんなところでも胸を張って生活していけることを教えてくれます。うめこの大好きなANZEN漫才のみやぞんやEXITの兼近もここで登場していました!

まあ結構褒めましたが、うめこは興味のない回はすっ飛ばしているのも確か・・・。それでも、継続してくれるのは本当に嬉しかったんです。

たまーに配慮不足で叩かれちゃうこともありますが、それでも、色んな人の色んな意見が自由に飛び交う番組であってほしいです。

ではでは。

 

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