ドラマ『きのう何食べた?』12話(最終回)ネタバレ感想 

こんばんは、うめこです。

とうとう・・・とうとう『きのう何食べた?』最終回になっちゃいましたね。癒し系内野さんにもう会えないなんて、寂しすぎですよ。原作を20回は読み返しているファンからしても、ほんっとうにいいドラマでした。

さて、最後のあらすじとネタバレ感想を。

冒頭はシロさんの実家訪問のために、きちんと整えていたオシャレ髭を添ってしまうか悩んでいるケンジの姿から。剃る派と剃らない派で相談した職場の仲間の意見も真っ二つで、しまいには不審な動きに気がつかれ、「そんなのいい!」とシロさんに止められます。

さて、いざお宅訪問です。

ずらっと並ぶおせちを前に、カチコチの二人とシロさんの両親。その空気に耐えられなかったのか、とうとうお母さんがシロさんを引き連れてから揚げ作りに引き上げてしまいます。結果としてはケンジとお父さんのアルバムを前にしてのやりとりや、美味しそうなシロさん実家料理が堪能できたからよかったものの・・・

これ、ほんっとうに連れてこられた身としてはキッツイ場面ですよね!?取り残されたときのケンジの不安って、ものすごいですよねっ?何故、お客さんが到着後にから揚げを呑気に作り出すの~って、突っ込みたくなりました。

しかし、筧家の「かぶの葉とジャコの炒め物」これは是非マネしたいですね。

そして、から揚げの美味しさについつい素のオネエが出てしまうケンジ。この人、いっつも全力で美味しさを噛みしめて食べている感じがいいんですよねえ。こんなに料理の作り甲斐のあるパートナーっているでしょうか。

そして、突然ご機嫌になったシロさんの両親の謎も判明。ゲイのカップルは、家ではどちらかが女装していると思い込んでいた模様。しかも、女性の格好をしているのがシロさんではなくケンジだと勘違いして安心したというわけ。LGBTに対して知識のない層の発想がすごい・・・しかし、そのぐらいの偏見はありつつも、一生懸命ケンジをもてなししてくれたのはある意味偉いですよね。

帰り道のシーンが、またよかったです。恋人の実家に訪問してその両親に挨拶するなんて、絶対にないと思ってたのにとうれし泣きするケンジ。「もう死んでもいい」と感激するケンジに「死ぬなんて言うもんじゃない」はいいのですが、「油と糖分を控えてさ、薄味にして、腹八分目で、長生きしような、俺たち」とかなり冷静に食事への信念を述べるシロさん。どこまでもロマンチストなケンジと、現実的なシロさんの違いがまたいいですね。

しかし、感動的な音楽をバックに「油と糖分云々」を言い出した時にはちょっと笑ってしまいましたよ。

この素敵な素敵なシーン、原作だとムカツク通行人が余計なことを言ってきて、ちょっと嫌な風に終わるんですよね・・・。ドラマではどうなるのかとハラハラして観ていましたが、このまま気持ちよく二人が家に帰れて本当によかった!!

正月明けの中村屋。店頭なのに「アスパラガスが高い!」と叫ぶシロさん。しかしすぐに、めんつゆと低脂肪乳の安さに興奮し、とうとうケンジに「落ち着いて」と宥められる貴重なシロさん。

このドラマはかなりの部分を「中村屋」に支えられていますよね。この中村屋、新小岩に実在のスーパーらしいです。うめこの好きなテーマソングはドラマで作ったもののよう。

最後の最後は、ちゃんとおうちでの料理で。『きのう何食べた?』のメインはこれですもんね。てか、お料理中のあのグダグダな素敵なやりとりはアドリブなんでしょうか?「いただきます!」で終了なのが・・・とーってもよかったのですが、寂しい・・・!

本当に最後でまでいいところだらけの、しみじみ素晴らしいドラマでした。見ていると、お料理へのモチベーションもあがり、日常を丁寧に生活するのも立派な幸せなんだなあと思えました。

うめこの周りでもとっても評判がよかったですし、これは主演二人のスケジュールさえどうにかなれば、シリーズ化!なるんでないでしょうか。テレビ東京さん、よろしくお願いします!

ではでは。

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