
こんばんは、うめこです。
ドラマ『きのう何食べた?』も今回を含めてあと2話ですね!毎週の楽しみだったので、しばらくロスになりそうです。
まずはシロさんの実家から。シロさんとお母さんでトンカツを作っています。お母さんの調理方法や献立のバランスの取り方に、自分のルーツを感じるシロさん。ここ、地味なのに本当にいい場面ですよね。お母さんはちゃんと自分のやり方を覚えてくれているシロさんに対して、「あなたが女の子だったらいい話なのにね・・でも、全然嬉しくないわけじゃないけど」と辛辣なのかツンデレなのか。
でも、ゲイとかノンケとか関係なく、今や料理男子ってごくごく普通な気がします。ここらへんは世代ギャップもあるんでしょうか。むしろうめこは、男性がお茶を入れてくれると好感度が倍増しますけどね。
そして、家族での夕食タイム。平和ですねー・・・・って!!!
あれ、お父さんが違う人になってる!!!
最新のニュースに疎いうめこはドラマを観てやっと知ったのですが、最初にお父さんを演じられていた志賀廣太郎さんが脳血栓で手術を受けられていて、代役の方になっていたのですね。前情報がなかったので、本気でびっくりした。
そして、余った揚げ物を「彼氏さんに」とタッパーに詰めてくれるお母さん。なんだかんだ言って、完全に理解できなくても、受け入れようと一生懸命ないいお母さんなんですよね。ちょっとずれてるけど。
意を決して棒読みでの「彼氏さんをおうちに連れていらっしゃい!」がかわいい❤
続いてお父さんの「生半可な気持ちで同性愛をやっているのか!」のパワーフレーズが炸裂します。二人とも、真剣になればなるほどなんだかずれていくんですね。そこが人間味があって、いいんですよねー。
そして癒し系のオープニングが終わると、クリスマスに浮かれるケンジがツリーを飾っています。そこに、シロさんが小日向さんに誘われたからと4人でのクリスマスディナーを提案し、おうちでのおもてなしが決定します。うきうき飾りつけを考えるケンジ、今週も可愛いです。尊いです。
場面かわって、シロさんの職場。年末は温泉に行って、「息子夫婦に気を使われないよう、格好つけて楽しんでる姿をみせるの!」と割り切っている大先生。このドラマって、こういう小さいシーンで登場人物の魅力を見せてきますよね。大先生、本当にかっこいいい。
そして今度は佳代子さんのお宅。この佳代子さんとのおすそ分けも和みます。
娘の結婚についてヤキモキしている旦那さんの姿に「なんだ、親の悩みはゲイもノンケも変わらないじゃないか」ということに気が付くシロさん。このドラマの面白いところは、「ノンケがゲイに歩み寄ようとする」姿をシロさんの両親や佳代子さん家族を通して描いているのですが、その逆でシロさんたち「ゲイがノンケに歩み寄る」ところもこうやって丁寧に描写があるところなんですよね。だから、どちらにも共感ができるんだと思います。
クリスマス、料理を作って小日向さんカップルをお招きするシロさんとケンジ。キルフェボンのタルト、ホール!!一切れでもいいお値段なのに、一体いくらするんでしょう・・・!
たまにバチバチ火花を散らすケンジとジルベール。
ジルベールのわがままが全開の回ですね。「デブ製造機みたいなメニュー!」とブツクサ言いながらも、食べまくり。この磯村さん、『今日から俺は』の相良やってたとか本当に信じられないです。金髪眉なしだったんですよね・・・あれも好きでしたが。
あの紅茶風味のシャーベット、マジ美味しそうです。
またここで年越しパーティをやろう、と提案するジルベール。なんだかんだ、シロさんの料理を気に入ってますね。
しかし、ここでシロさんから驚きの言葉が!お正月はケンジを連れて実家に帰ろうかと思っていると。
ここからが、うめこ、恥ずかしながらもらい泣きしてしまいました。
「俺がゲイだってわかったとき、最初にどう思ったんだろう。・・・きっと両親は俺のことをかわいそうな子だと思ったろうって。」
「だから、少なくとも、今俺が両親が思っているほど不幸じゃないってことをわかってほしくて」
つまり、ケンジと一緒にいて幸せだということを伝えたい、ということなんですね。
原作にもこのシーンはありますが、シロさんはわりと淡々と語ります。それもいつものシロさんらしくていいのですが、このドラマの涙をこらえるシロさんが・・・本当にいい!!泣くでしょう、これは。そして、テーブル下でしっかり手を握る二人。
・・・最高か!
帰り道の小日向さんとジルベールも、二人らしくてよかったです。
次回いよいよ最終回。とうとう二人でシロさんの実家へ!
うめこの希望としては、『きのう何食べた?』は『孤独のグルメ』のように何シーズンも重ねるドラマになって欲しいです。人気はあるようなので、あとは西島さんと内野さんのスケジュールさえどうにかなれば!
ではでは、また。
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